オーロクス(野牛)は誇り高く、大きな角を持っている。それは獰猛な獣であり、その角で戦う。荒野を歩きまわる動物であり、勇気ある生き物だ。
オーロクスは大自然の中で力強く生きている野牛です。生命力にあふれ、生きるための戦いを厭いません。実際にオーロクスはその鋭い角で相手を打ち負かし、世界を支配していきます。
オーロクスは力強さの象徴であり、また荒野にあって孤独でもあります。ただ、孤独であることの弱さはなく、自分自身に強い自信を持っています。
それは力強いという反面、相手を傷つけてしまうという危険性をはらんでいます。孤独感であることに苦悩するということはなく、むしろそんな自分のことを誇りに思っています。
もし自分のやりたいことがって、それに向かっているなら、内なる力強さがそれを推し進めていくでしょう。どんなことにも惑わされないで一直線に進んでいきます。
その一方で、自分の力強さに過信することなく、もっと周りに目を配るべきです。これは難しいことかもしれませんが、そうできればオーロクスの力はもっと調和的になるかもしれません。
ノルンによる解釈例
ウルズ:超自然的な力を得て進んでいる。ただ、そのまま闇雲に進めば、結果を得ても、犠牲がつきまとう。
ヴェルザンディ:目標に到達するための力を得つつある。これから上昇していくだろう。そこで周りを見る目を失わないことだ。
スクルド:大きな力を得ることになるだろう。まだ眠っているが、それは呼び覚まされる。その力に振り回されないように心積りをしておくことだ。